2019-11-13 空き地のブルース 詩以下 取り壊した家のあと その空き地に たくさんの草と花が咲いている 彼らはすきあらば どこにでも咲きに行く 花粉や種子は 僕の体にもたまっているはずで 僕の体が 空き地になった瞬間 僕は花になるのだろうか あー 僕は花になりたいとかなりたくない だなんて そんなことを決める権利はない ただ同じ場所で ゆずりあったりうばいあったり している ひとまず 地球を生んでくれて ありがとう と誰に言えばいいですか? 神様