2020-01-18 JAZZ 詩以下 新宿駅の ある通りに JAZZが流れていた こわれやすい感情を なんとかもちこたえて 涙を流す代わりに それを音にしているような そんな音楽だった そこを人間たちが歩いていく 背広を着た人 学生 集団で飲み会に行く人たち 待ち合わせをしている人 その場にいる全員 それぞれちがう感情をたいまつにして この先の暗闇の未来を 歩いていこうとしてる JAZZは それを代弁するかのように こわれやすい感情 を 音楽にしている 今夜 東京は 雪が降るかもしれない と そう言えば 天気キャスターが言っていた な